一人っ娘と80才母 時々 アラトゥエの子供2人 & パートナー

80才の母と激動の世間の海でぷかぷか一緒に遊ぶ日々

アレルギーは自分とむき合って、専門家や周囲の協力を得ながら、自力でコントロールする

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画像はイメージです

ステロイド軟膏を一切塗らないし、

塗る必要すらなくなり、

ポイントメイクのみで、

肌の綺麗さを、

さまざまなところで、

ほめられるようになって、

10年以上たちました。

 

発症から約35年間もの間、

この日がくることは、

永遠にないものとして、

生きてきました。

 

その体験をとおしているからこそ、

この本の書かれていることが

正しい知識と

適切な判断をする方法

にみちびいてくれることが、

とても

とても

よく、わかります。

 

〜訳者あとがき〜より

ーそれでも「(皮膚に塗るものは)

少なければ、少ないほどいい」

を実践に移すことは、

「自分自身の皮膚について知る」

きっかけになるのではないでしょうか。

 私たちの皮膚は

自分で思っているよりも

ずっと高い機能を備えた

精巧な臓器です。

体内のあらゆるメカニズムを

駆使し、保湿剤や抗菌薬に

匹敵するほどの物質を

自ら製造し、それらで

表皮を防御しています。

皮膚が持つこれらの

ありがたい機能を

享受せずに、

皮膚を健康に

維持することは

無理でしょう。

アトピー性皮膚炎

だけでなく、

鼻炎もありました。

花粉症もひどくなり、

蓄膿症にもかかりました。

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<a href="https://pixabay.com/ja/users/illust-dwh-8013299/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=6096093">illust-dwh</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=6096093">Pixabay</a>からの画像

 

 

長女は、

アトピー性皮膚炎

だけでなく、

喘息も持っていました。

就学までは、

仕事の休める日、

ほぼ全てが、

小児科

耳鼻科、

皮膚科、

眼科(遠視)

の病院めぐりの日々でした。

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長女も、

よく、がんばりました。

おくすりも、

一緒にがんばって、

飲んだり、

吸入したり、

貼り付けられたり、

塗りつけられたり、

よく、耐えてくれました。

 

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画像はイメージです

就学までに、

体育の授業を

受けられるようになるのが、

私の子育ての目標でした。

他のしつけとか、

何かを達成する、

例えば、

習い事とか、

お勉強とか、

全く、

考えられない日々でした。

 

だから、せめて、

テレビはなくして、

空いた時間、全てを

長女によりそって、

やりたいことを、

やりたいだけ、付き合って、

寝る前は毎夜毎夜、

読み聞かせして、

私も一緒に眠りこける日々でした。

 

家事も最低限の、

食事作りだけは手を抜かないで、

片付けとか、安全の確保の目的が

達成できていれば、

家の掃除の時間は極力減らしました。

 

お医者さんの

お話は、一語一句、違わず信じ、

言いつけられたこと、全部守って、

迷ったり、できないかも、思うことは、

すぐに、電話でもなんでもして、

とにかく、疑問は全て、その時とその時

解決するように続けました。

信じ続けられたのは、

少しずつ、改善が見られたからです。

その時は、なんでもよく、

記録していました。

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画像はイメージです

仕事しながらですから、

仕事中は、保育所に預けてました。

 

預けるには、

毎日、細かく、

長女の様子を記録し、

伝えることが必要でした。

 

お迎えに行くと、

必ず、長女の様子を

詳細に伝えた記録が

かえってきます。

 

記録することが、

習慣でした。

この記録のおかげで、

現状の把握

ができていたのだと

おもいます。

 

それから、

保育所には、

プロの保育士だけでなく、

専属の看護士も、

子育て経験の豊富な臨時職員も、

それぞれの

プロフェッショナルで、

専門家

たくさん、いらっしゃいました。

 

みなさん、良心的に、

とてもよく

長女を見てくれ、

気にかけ、

私に、様子を伝え、

アトピー性皮膚炎専門の

お医者さんも紹介してくれたりもしました。

 

喘息の治療では、

毎回、診察の都度、

喘息カレンダーの提出を

求められました。

前回の診察から、

どのくらいの頻度で、

発作があったかを

記録するカレンダーです。

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画像はイメージです

カレンダーの用紙は、

診療所で配布してくださいました。

とても簡単に記録できる書式でした。

先生と、親と、両方とも、

徐々に徐々に、改善に向けて、

投薬の量を調整していることが、

非常に明確に

把握できました。

 

2歳の発症から、就学直前までの

通院で、長女は、完全に投薬不要になりました。

発症の時は、数度の入院もありましたし、

入院先とホットラインもつながっている状態でした。

 

この経験をとおして、

ステロイドとの付き合い方も、

学べたのだと思います。

結果として、

私自身のアレルギーを

コントロールできるようになりました。

 

以前は、今ほど、インターネットの情報が

溢れておらず、迷わないで済んだところも

あったかもしれません。

 

今でも、変わらないところこそ、

重要なポイントだと思います

 

それは、

記録して、

正確に現状を

把握して、向き合い、

専門家や周囲と

協力しあって、

コントロール

継続する。

 

記録は、ノートでなくても、

アプリでも、なんでも、

正確に把握できればなんでも

いいのです。

 

仕事上でも、家庭でも、

全ての関係者の

理解と協力があってこそ、

ここまでこれました。

そのことも、これまでも、これからも、

ずっと感謝し続けるし、

これからの人生を

誠実に、一生懸命生きていくこと

が、そのせめてもの、恩返しと

考えています。

 

今も、アレルギーに悩まされて

いる、全ての方に、どうか、

一人で苦しまず、

自分のせいになど、

絶対にすることなく、

上手に、

コントロール

できるようになる日

が来ることを、

願ってやみません。

 

最近、長女は、

仕事を終えて帰宅すると、

ただいまの挨拶に、毎回毎回、

「つるつるぅー」(うふふふっ)

とか、

「すべすべぇー」(えへへへっ)

とか言いながら、

私の顔にほおずりをしてくれます。

いつまで続くかわかりませんが、

この、幸せな瞬間を、

今は、

満喫することにします💕