一人っ娘と80才母 時々 アラトゥエの子供2人 & パートナー

80才の母と激動の世間の海でぷかぷか一緒に遊ぶ日々

遊びと学習は同じだし、人間は戦争するようにはできていないのだ

 

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<a href="https://pixabay.com/ja/users/sasint-3639875/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=1822704">Sasin Tipchai</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=1822704">Pixabay</a>からの画像

 

我が家でも、

御多分に漏れずといいますか、

二人目で、

比較的

健康体で、

手のかからなかった

長男に対し、

知らず知らず、

手抜きとなってしまい、

あとになって、

おこるトラブルの

種をはぐくんで

しまっていました。

 

兆しはあったのですが、

そのときの

私には、

気づくことが

できませんでした。

 

とにかく、

だれもよりも、

なんでも、良く

できることを

誇らしげにしていた

ことに、

全く

危機感を

感じていなかった

ことに、

ずっと

あとになって、

本当に

愚かなこと

だった、

と気が付くのでした。

 

先のブログでも

ご紹介した

アトリエ活動の先生にも、

とても、心配して、

かなり早い段階から

危惧して、

指摘がありました。

 

 

sincere3310.hatenablog.com

 

その話の内容を、

もちろん、

パートナーにも、

母にも、

伝えたつもりなのですが、

私自身がよく

分らないまま

伝えていたのだから、

伝わるはずも

ありませんでした。

 

私には、

それを具体的に、

どのように、

扱ったらよいのか、

理解できていませんでした。

 

長男は小学校

高学年あたりから、

わんぱく過ぎて

先生方や、

ご近所のお友達の

保護者の方々にも、

多くのご心配をいただく

ような行動を

繰り返し

とるようになりました。

 

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Christian DornによるPixabayからの画像

 

結果としては、

様々な手を尽くし、

夏休みの休暇に合わせ、

職場に事情を説明し、

一カ月強にわたる

連続有給休暇を取得

することから

折り返しはじめ、

行きつ戻りつしながら、

少しずつ、

改善することが

できました。

 

夏休みは

休暇をとるから、

ずっと一緒だよ、

と告げた時の、

長女と長男の、

パッと明るく輝いた

表情は、

今も鮮明に

よみがえることが

できるほど良く憶えています。

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PexelsによるPixabayからの画像

この瞬間の胸の奥で

感じた安ど感も。

 

 

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

この一カ月強の休暇取得申請を

躊躇なく踏み切れたのは、

アトリエ活動での先生からの

お話だったり、

当時受けていた教育コンサルティング

のアドバイスなり、

やはり、集合知

あったからこそです。

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ScottslmによるPixabayからの画像



中学にあがってからも、

しばらく、緊張感のある

生活を続けることに

なりました。

 

その後は、

長男自身が

変わりたい思いを

強く持っていたこともあり、

本来の姿を

取り戻すことができました。

 

色々ありながらも、

私のかかわりが

足りていない間、

70過ぎた身体で、

毎日毎日

欠かさず、

子供たちの学校帰りの

時間に合わせて、

往復2時間、

電車を乗り継ぎ、

我が家に通ってくれた

母の助けが

あったおかげで、

この程度で

終わりました。

 

この色々な間の、

母の力が

なかったら、

こんな程度では

収まらなかっただろうし、

間違いなく、

私は仕事を

続けられませんでした。

家庭も、

崩壊していたかも

しれません。

 

でも、

あのとき、

この本に

出逢えていて、

もっともっと、

こどものことを、

理解していたら、

と思います。

 

多くの方に

ご心配いただき、

たくさんの

ご迷惑を

おかけしてしまいましたから。

 

 


"しかし、子どもは学校に行かなくても、大人になった時に必要なことを身につけられるのだろうか。狩猟採集民の社会では遊びと学習は同じだというのがその答えである。幼児は、テストを受けたり点数をつけられたりしなくても、自然に歩いたり話したりできるようになる。それは周囲の世界を探検したいという強い欲求があるからだ。同様に、狩猟採集民の子どもは遊びを通して学ぶ。昆虫を捕まえたり、弓や矢を作ったり、動物の鳴き声をまねするなど、ジャングルではすることがたくさんある。そして、そこで生きていくためには、植物や動物について非常に多くの知識が必要とされる。 また、一緒に遊ぶことで、子どもは協力することを学ぶ。狩猟採集民の子どもはほとんどの場合、男の子と女の子、そしてすべての年齢層が一緒になって遊ぶ。幼い子どもは、年上の子どもから学び、年上の子どもは自分が知っていることを伝える責任を感じている。驚くことではないが、これらの社会では、競争する遊びは見られない(注16)。
大人の競技と違って、型にはまらない子どもの遊びは、常に参加者に譲歩を求めるそして、その遊びをつまらないと思う子どもは、いつでもやめることができる(そうなると、その遊びは誰にとっても終わりになる)。HUMAN KIND 希望の歴史人類が善き未来をくるつたもの18章文芸春秋より

 

 

 

杞憂かもしれないけど、

全ての

保護者の

皆様にとって、

私とおなじような

後悔をすることのない、

楽しい子育て期間を

過ごせますように。